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菊花賞馬ビッグウィークがJBBAボーナス制度適用第1号

2010年11月03日 10時21分

JBBA日本軽種馬協会は、10月24日に京都競馬場で行われたクラシック最終戦、G1菊花賞を制したバゴ産駒ビッグウィーク(牡3歳、栗東・長浜博之厩舎)の母馬所有者に対し、種付権利ボーナス制度を適用する。
このボーナス制度はJBBAが今シーズンから新設したもの。JBBA所有種牡馬産駒がJRAのG1レースまたはダートグレード競走のJPN1レースで優勝した場合、当該馬の母馬の所有者に対し、希望のJBBA所有種牡馬を無償で種付けできる権利が贈呈される。
ビッグウィークの父は2006年にJBBAが導入したバゴ(牡9歳、父ナシュワン)。すでに南関東でショウリュウがハイセイコー記念に、JRAではオウケンサクラがG3フラワーCに優勝するなど目覚しい活躍を見せているが、今回が初のG1制覇となった。
初めてのボーナス制度の適用に、バゴを繋養するJBBA静内種馬場の中西信吾場長は「新設した年に歴史あるG1で適用馬が出たことはとても嬉しい。これで制度の認知度が高まれば」と喜びいっぱい。バゴの現役時代のオーナーであるニアルカス・ファミリーからも祝福の一報が寄せられたという。
初年度産駒の活躍により、昨シーズンは21頭だった種付頭数が今シーズンは87頭にまで回復。G1ホースを送り出したことで、来シーズンはさらに人気を集めると見られている。

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