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天皇賞(秋)アラカルト

2010年10月31日 17時47分

1着ブエナビスタ スミヨン騎手
2着ペルーサ 安藤勝騎手
3着アーネストリー 佐藤哲騎手
①ブエナビスタ
1番人気のブエナビスタがJRAG1・5勝目を挙げた。これまでのG1勝利は阪神JF・桜花賞・オークス・ヴィクトリアマイルとすべて牝馬限定G1で挙げたものであり、牡牝混合G1では初の戴冠。
【G1・5勝以上の牝馬】
JRAG1・5勝以上を挙げた牝馬は、ウオッカ(7勝)、メジロドーベル(5勝)に続き3頭目。勝利数では、メジロドーベルと並び2位タイ。
【重賞V7】
ブエナビスタは今回の勝利がJRA重賞7勝目。これは、牝馬ではグレード制導入以降において、歴代1位のヒシアマゾン(9勝)、2位のウオッカ(8勝)に続いて3位。
【4歳牝馬の天皇賞制覇】
牝馬による天皇賞勝利は、春秋通じて08年のウオッカ以来で、史上15頭目。うち、4歳馬が12頭、5歳馬が3頭。
【賞金】
ブエナビスタは、今回の勝利でJRAの総獲得賞金が、牝馬ではウオッカに次いで歴代2位。
【宝塚記念2着馬】
ブエナビスタの前走は宝塚記念2着。宝塚記念2着馬の同年の天皇賞(秋)制覇は、天皇賞(秋)が2000mとなった84年以降4頭目。同馬の父スペシャルウィークも、宝塚記念で2着に敗れた年に天皇賞(秋)を制している。
②クリストフ・スミヨン騎手
スミヨン騎手が、7度目の挑戦でJRAG1初制覇。天皇賞(秋)は09年(アドマイヤフジ:10着)以来2度目の騎乗。JRA重賞勝利は、09年のスワンS(キンシャサノキセキ)、ステイヤーズS(フォゲッタブル)以来で、通算3勝目。
また、外国人騎手の天皇賞(秋)制覇は、03年(シンボリクリスエス)・04年(ゼンノロブロイ)のペリエ騎手以来3度目。
③松田博資師
春秋通じて天皇賞初勝利。JRAG1勝利は同馬による本年のヴィクトリアマイル以来で、通算14勝目。
本年のJRA重賞勝利は、レーヴディソールによるデイリー杯2歳Sに続いて4勝目。通算では53勝目。
④スペシャルウィーク産駒
JRA重賞勝利は、本年は京成杯AH(ファイアーフロート)に続く6勝目で、通算では23勝目。JRAG1勝利は同馬によるヴィクトリアマイルに続き本年2勝目。通算では6勝目。
【親仔制覇】
ブエナビスタの父スペシャルウィークは、99年の春秋天皇賞を制しており、天皇賞親仔制覇となった。「父」と「娘」という組み合わせでの親仔制覇達成は、春秋通じて初。

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