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門別競馬場で「SJT2010第2ステージ」開催

2010年10月24日 20時14分

ホッカイドウ競馬のグランシャリオナイター開催中の門別競馬場で10月14日、「SJTスーパージョッキートライアル2010第2ステージ」が開催され、熊本県の荒尾競馬所属の杉村一樹騎手が総合優勝を決めた。この結果、11月27日にJRA東京競馬場で行われる「WSJS第24回ワールドスーパージョッキーシリーズ」への切符を手にした。
「SJT」は「WSJS」に出場する地方競馬代表騎手を選定する競走。2ステージ4レースでの総合ポイントを競うもので、06年から現名称で行われている。今年は第1ステージを10月4日に岩手県の盛岡競馬場で実施。第2ステージの門別競馬場は初めて「SJT」の舞台となった。
この日は全国各地の地方競馬から選ばれた14名のトップジョッキーが集結。第3戦となった「シルバーサドル賞」は地元・ホッカイドウ競馬の服部茂史騎手が、最終第4戦の「シルバーブーツ賞」は第1ステージを終えた時点でトップに立っていた杉村騎手が勝利した。
その結果、全4戦を1着、6着、12着、1着とした杉村騎手が、2位の小林俊彦騎手(岩手競馬代表)を4ポイント抑え、合計47ポイントで総合優勝。杉村騎手が地方競馬代表騎手候補、小林騎手が補欠騎手候補として推薦されることが決まった。なお、3位には地元の服部騎手が入った。
表彰式で杉村騎手は「本当に嬉しい。WSJSでは地方競馬代表の名に恥じないよう精一杯頑張ります」とニッコリ。場内からは温かい拍手と「おめでとう」と祝福の声が贈られた。
なお、第2ステージのパドック解説には、船橋競馬の元騎手で現在はNAR参与として活躍する桑島孝春氏が登場。表彰式ではプレゼンターを務め、杉村、小林、服部各騎手に賞金と副賞の「びらとり和牛セット」を手渡した。

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