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秋華賞アラカルト

2010年10月17日 18時36分

1着アパパネ 蛯名騎手
2着アニメイトバイオ 後藤浩騎手
3着アプリコットフィズ 武豊騎手
①アパパネ
アパパネがJRA史上3頭目の3歳牝馬三冠を達成した。通算成績は9戦6勝。重賞レースは4勝目で、4勝すべてがG1レース。
【3歳牝馬三冠】
桜花賞・オークスを勝利し、3歳牝馬三冠に挑戦した馬は昨年のブエナビスタに続き7頭目。実際に牝馬三冠を達成した馬は、86年のメジロラモーヌ、03年のスティルインラブに続いて3頭目の快挙。
【G1レース4勝馬】
阪神JF、桜花賞、オークス、秋華賞とG1レース4勝目。牝馬でG1レースを4勝以上した馬は、グレード制導入以降では、7勝のウオッカ、5勝のメジロドーベル、4勝のダイワスカーレット、ブエナビスタと同馬の5頭。
【年間G1レース3勝牝馬】
G1レースを年間に3勝した牝馬は、86年メジロラモーヌ、03年スティルインラブ、07年ダイワスカーレット、09年ウオッカに続いて5頭目。
【最優秀2歳牝馬の秋華賞勝利】
最優秀2歳牝馬が秋華賞を勝利したのは、01年のテイエムオーシャン以来9年ぶり6頭目。
【関東馬の勝利】
秋華賞が創設された96年以降、関東馬の勝利は08年のブラックエンブレム以来2年ぶり3回目。また、関東馬の秋華賞1~3着独占は史上初で95年以前のエリザベス女王杯を含めても初。本年の関西G1(中京競馬場以西)はすべて関東馬が勝利している。
②蛯名正義騎手
3歳牝馬三冠の過去の達成騎手、河内洋騎手(メジロラモーヌ)、幸英明騎手(スティルインラブ)はともに関西所属で、関東所属騎手による達成は初めて。また、同レースに関東所属騎手が勝利したのは97年の吉田豊騎手(メジロドーベル)以来13年ぶり2回目。重賞レースは、本年のオークスを同馬で勝利したのに続き本年6勝目で通算92勝目。G1レースも本年のオークス以来の通算17勝目。京都競馬場のG1レースは02年のマイルチャンピオンシップをトウカイポイントで勝利して以来8年ぶり5勝目。
③国枝栄師
秋華賞は初勝利。重賞レースは、本年のオークスを同馬で勝利したのに続き本年4勝目で通算26勝目。G1レースも本年のオークス以来の通算9勝目。京都競馬場のG1レースは09年の天皇賞(春)をマイネルキッツで勝利して以来2勝目。
④キングカメハメハ産駒
秋華賞初勝利で、京都競馬場での重賞レースも初勝利。重賞レースは、本年の神戸新聞杯をローズキングダムが勝利したのに続き本年6勝目で通算10勝目。本年重賞レース6勝は、フジキセキ産駒とアグネスタキオン産駒の7勝に次ぐ3位。
⑤生産牧場 ノーザンファーム
ディープインパクトで3歳牡馬三冠を達成しており、牡・牝三冠馬を輩出した生産牧場はJRA史上初。秋華賞は08年のブラックエンブレム以来2年ぶり2勝目。G1レースは本年4勝目で通算57勝目。
⑥牡・牝三冠馬オーナー
馬主の金子真人ホールディングス(株)は、ディープインパクトで3歳牡馬三冠を達成しており、今回の3歳牝馬三冠達成でJRA史上初の牡・牝三冠馬オーナーになった。また、オーナーとして3歳牡・牝6冠完全制覇は史上初。NHKマイルカップを含む3歳G1全7レース制覇も史上初。
*GにはJpnを含む。また、特に年度等の記載のない場合、「秋華賞」には95年以前の「エリザベス女王杯」を含む。

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