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ジェイエス「繁殖馬セール」上場馬が出揃う

2010年10月10日 21時21分

10月27日に新ひだか町の北海道市場で開催される「繁殖馬セール2010秋」の上場馬がこのほど、主催者の(株)ジェイエスから発表された。
今年は受胎馬162頭、空胎馬18頭、未供用馬18頭の計198頭が上場予定。1979年のセール開設以来、過去最多の頭数が揃った。
受胎種牡馬別ではメイショウサムソン9頭、サウスヴィグラス8頭、チチカステナンゴ7頭、ゴールドアリュールとブラックタイドとリンカーンの6頭が上位。ほか、フジキセキ、ゼンノロブロイ、キングカメハメハといったG1サイアーに加え、来年初産駒デビューを控えるダイワメジャー、アドマイヤムーン、さらに注目の新種牡馬ディープスカイ、カンパニー、コンデュイット、コマンズら全65頭の種牡馬の受胎馬が上場される。
父馬別ではサンデーサイレンスの13頭が最多。以下、アグネスタキオン10頭、ブライアンズタイム7頭、タイキシャトルとフレンチデピュティが5頭と続くほか、キングマンボ、サドラーズウェルズといったブルードメアサイアーとして実績を残す種牡馬の産駒もカタログに名を連ねている。
上場馬には秋華賞勝ち馬ブゼンキャンドル、関東オークス馬シバノコトエ、ニシノブルームーン(G3中山牝馬S)の母、タガノゲルニカ(G3平安S)の母、ゼンノロブロイの半姉、ダイワスカーレットの半姉などもラインナップ。業界最大手の社台グループも多数エントリーしている。
セリ名簿は10月上旬に完成。上場馬の情報は(株)ジェイエスの公式ウェブサイト(http://jscompany.jp/)で確認できる。セール当日は開場が午前8時、セリ開始が午前10時。比較展示は行われないため、希望者は個別に馬房前で下見することになる。詳細は㈱ジェイエス(℡.0146-42-2544)まで。

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