昨年の覇者オウケンブルースリ(牡5歳、栗東・音無厩舎)は、10月10日の京都大賞典(G2)が今年緒戦。同馬は、デビュー7戦目で08年の菊花賞(Jpn1)を優勝。続くジャパンC(G1)でも5着となり、その後の活躍が期待されたが、4歳以降は順調さを欠き、約2年間G1タイトルから遠ざかっている。今回、オウケンブルースリは、ウオッカに約2センチ差で敗れたジャパンC以来の実戦となるが、果たして史上4頭目の連覇を飾ることができるかどうか。また、菊花賞馬は京都大賞典で11戦6勝、2着2回(勝率.545、連対率.727)と好成績を残している。