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“兄弟制覇”がかかる2頭に注目のシリウスS

2010年09月30日 14時09分

2日に行われるシリウスS(G3)では、キングスエンブレム、ワンダースピードの“兄弟制覇”に注目が集まりそうだ。
スカーレットレディ産駒のキングスエンブレム(牡5歳、栗東・石坂厩舎)は、ダートで4戦2勝の成績を挙げており、兄にはダート戦線で息の長い活躍を見せたサカラート、ダート重賞最多勝馬(JRA2勝+地方交流10勝)のヴァーミリアンがいる。また、弟ソリタリーキングは、重賞勝ちこそまだないが、レパードS(重賞)で1番人気(3着)に支持されるなど、ダートで6戦3勝、2着1回と堅実な成績を残している。
ワンダーヘリテージ産駒のワンダースピード(牡8歳、栗東・羽月厩舎)は、JRAのダート重賞で3勝、地方交流重賞1勝の実績を誇るが、シリウスSでは、07年3着、08年2着、昨年は弟ワンダーアキュートの前に5着と敗れた。
キングスエンブレムが優勝すれば、史上初のJRAダート重賞3兄弟制覇、ワンダースピードがVなら、史上2例目のJRA同一ダート重賞兄弟制覇&史上5頭目のJRAダート重賞V4となる。

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