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スターオブコジーンが九州へ移動

2010年09月20日 18時29分

新ひだか町のレックススタッドに繋養されていたスターオブコジーン(牡22歳、父コジーン)が9月4日、九州へ移動した。今後は熊本県の本田土寿氏の牧場で種牡馬生活を続ける。
同馬は1988年生まれの米国産馬。現役時はG1アーリントンミリオン、G1マンノウォーSなど米仏英日38戦14勝の成績を収めた。95年に日高町(当時門別町)のブリーダーズスタリオンステーションで種牡馬入り。シンジケート解散後の2009年から同スタッドで供用されていた。
これまでにニホンピロサート(ガーネットSなどG35勝)、ネイティヴハート(G3オーシャンS)、ユーワファルコン(G3中日スポーツ賞4歳S)、エンゼルカロ(G3函館3歳S)、ハリーズコメット(G3北海道スプリントC)、マイネルブルック(G3きさらぎ賞)、マイネルビンテージ(G3京成杯)と7頭の重賞ウイナーを輩出。さらに今年もG3函館記念を制したマイネルスターリーを送り出すなど、長きに渡り生産界に貢献してきた。
グレイソヴリン系の成功種牡馬として人気が高く、産駒は芝・ダートを問わず活躍。最盛期には100頭を超える種付頭数を記録することもあった。しかし、ここ数年は高齢の影響もあり、種付頭数が減少。今シーズン終了後に新天地への移動が決まった。
同スタッドでは「実績のある種牡馬でしたが、種付頭数が思ったほど伸びませんでした。厳しいご時世に新たな受け入れ先が見つかったのは良かった。22歳ですが心身ともに若く元気いっぱいですので、まだまだ頑張ってくれるでしょう」と激励。南の地での再出発にエールを送っていた。

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