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社台SSの種付頭数を発表、9頭が200頭を突破

2010年09月20日 18時29分

国内最大のスタリオン施設、安平町の社台スタリオンステーションは9月13日、2010年春シーズンの種付頭数を発表した。
同SSの今シーズンの繋養種牡馬は昨年より3頭減の30頭。国内の生産頭数、種付牝馬頭数が減少する厳しい状況の中、総種付頭数は3949頭を記録した。06年から続く“4000頭超え”はならなかったが、国内の繁殖牝馬の約4割が同SSへ集まったと思われる。
今シーズンの最多種付頭数を記録したのはキングカメハメハで266頭。昨シーズンの145頭から大幅アップし、自身が06年シーズンに記録した国内最多種付頭数の256頭を10頭更新する新記録となった。昨年、牡牝2頭の最優秀2歳馬を送って2年連続のJRA2歳チャンピオンサイアーに輝いた同馬は、今年もアパパネの牝馬2冠達成などで、総合リーディングのトップを独走。産駒の活躍とともに忙しいシーズンを送った。
2位は、254頭に交配したゼンノロブロイ。昨シーズン(116頭)の倍以上の牝馬を集める人気ぶりで自己最多を記録した。サンデーサイレンスの後継種牡馬では奥手と見られていたが、初年度産駒からオークス馬サンテミリオンなどを輩出したことで人気が沸騰。配合相手も「今までにないほど優秀な繁殖が揃った」(同SS)という。
3位は、今年初産駒デビューを果たしたディープインパクトで219頭。以下、2年連続で皐月賞馬を送り出したネオユニヴァースが215頭、こちらも今夏初産駒がデビューしたハーツクライが211頭、クロフネが209頭、ゴールドアリュールとマンハッタンカフェが207頭、フジキセキが203頭と続き、上位9頭が200頭の大台を突破した。
新種牡馬ではカンパニーが139頭、ヴィクトリーが40頭をマーク。昨シーズン69頭に種付けしたウォーエンブレムはわずか5頭に終わった。

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