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JRA購買馬が日高・宮崎育成牧場へ移動

2010年09月12日 18時44分

JRA日本中央競馬会が8月のHBAサマーセールなどで購買した1歳馬が9月1、2、3日、浦河町のJRA日高育成牧場と宮崎県のJRA宮崎育成牧場へそれぞれ移動した。
JRAは今年、5月の千葉サラブレッドセールで1頭、7月の八戸市場で4頭、セレクトセールで4頭、セレクションセールで10頭、8月の九州市場で2頭、サマーセールで57頭と、6つの1歳市場において計78頭を総額4億5675万円で購買。セール終了後順次、日高・宮崎両育成牧場へ移動を済ませてきた。昨年まではサマーセールでの購買が最後だったが、今年は10月のHBAオータムセールでも2頭の購買を予定しているという。
今回、日高育成牧場には45頭(牡24頭、牝21頭)が入厩。1日には牡馬が、3日には牝馬が、午前と午後の2組に分かれてJRA職員に引き渡された。宮崎へはサマーセールの12頭(牡8頭、牝4頭)とセレクトセールの2頭、セレクションセールの3頭の計17頭が移動。2日に新ひだか町の北海道市場に集められ、用意された馬運車で一路九州へ向かった。
両育成牧場へ入厩した購買馬は、JRA育成馬として昼夜放牧や馴致、育成調教をスタート。来年4月に開催されるJRAブリーズアップセールへの上場を目指し、最先端技術に基づいたトレーニングが課せられる。ちなみに今年のブリーズアップセールで取引された2歳馬は、すでにJRAで6頭が勝利。即戦力として活躍している。

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