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2歳新種牡馬テレグノシスが重賞初制覇

2010年09月12日 18時44分

9月5日に新潟競馬場において行われたG3新潟2歳Sで、テレグノシス産駒のマイネイサベル(牝2歳、美浦・水野貴広厩舎)が優勝し、今年初産駒をデビューさせたテレグノシス(牡11歳、父トニービン)が、2歳新種牡馬で重賞制覇一番乗りを果たした。
テレグノシスは内国産馬初のNHKマイルC優勝馬。その後、G2京王杯スプリングC、G2毎日王冠を制したほか、仏G1ジャックルマロワ賞3着など海外でも実績を残した。
通算37戦5勝(うち海外4戦)の成績を残して現役を引退した同馬は、2007年に新ひだか町のレックススタッドで種牡馬入り。初年度は46頭に種付けし、26頭が血統登録されている。産駒数は他の新種牡馬と比べて恵まれているとはいえないが、すでに7頭がデビューし、3頭で6勝を記録。アーニングインデックスは新種牡馬トップの「3.96」と高い数字を示している。
産駒の快走に同スタッドは「父の得意とした直線の長い芝コースで真価を発揮してくれたのは嬉しい限り。決して2歳戦向きとはいえないタイプと思っていたので、これからの成長が楽しみですね」と、他の新種牡馬産駒を競り落としての勝利に笑顔。大種牡馬トニービンの貴重な後継だけに期待は大きく、種牡馬としての前途に夢を広げていた。

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