8日の関屋記念(G3)には、サンデーサイレンスのラストクロップが2頭登録。2008年の覇者マルカシェンク(牡7歳、栗東・河内洋厩舎)は2年ぶりの勝利を、ベガ産駒のキャプテンべガ(牡7歳、栗東・松田博資厩舎)は重賞初制覇を目指す。サンデーサイレンスは現在JRAには11頭の産駒が登録している。今年のSS産駒の勝利は、アクシオンが挙げた中山金杯(G3)での1勝のみだが、父の命日を前に勝利を飾ることができるかどうか。なお、マルカシェンクがVなら、関屋記念での隔年制覇は、ダイワテキサス(98・00年)以来2頭目。キャプテンベカがVなら、ダンシングキイ産駒(エアダブリン、ダンスパートナー、ダンスインザダーク、ダンスインザムード)以来となる史上9例目の“4兄弟によるJRA重賞制覇”となる。