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ラスカルスズカが種牡馬を引退

2010年08月05日 15時36分

日高町のブリーダーズスタリオンステーションに繋養されていたラスカルスズカ(セン14歳、父コマンダーインチーフ)が、今シーズンを最後に種牡馬を引退することが決まった。今後は苫小牧市のノーザンホースパークで乗馬として再出発する。
同馬は、G1宝塚記念など重賞5勝を挙げたサイレンススズカの半弟。現役時代はG1天皇賞・春2着、G2阪神大賞典2着、G1菊花賞3着など重賞戦線を賑わせ、通算16戦4勝の成績を残した。重賞タイトルには手が届かなかったが、血統背景などが評価され、2004年に同SSで種牡馬入り。少ない産駒からサワヤカラスカル(JRA4勝、うずしおS)、スズカブリザード(JRA2勝)、スリーラスカル(JRA平障2勝)などを送り出した。
7シーズンにわたる種牡馬生活に別れを告げた同馬は、すでに去勢手術を終えて同SSを退厩。同SSでは「産駒数がいればもっと活躍できたと思いますが、今はお疲れ様と言いたい。第2の生活を頑張ってほしいですね」とエールを送っていた。今後は乗用馬としての調教を積んでいくことになる。

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