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マクフィが無敗で戴冠/英2000ギニー

2010年05月12日 12時44分

〇英2000ギニー(英G1)
5/1 ニューマーケット 3歳牡牝
総賞金40万ポンド 1着賞金22万7080ポンド
芝8ハロン(直線) Good To Firm(良) 19頭 1分36秒35
1.マクフィ
牡3 鹿毛 126ポンド 英国産
父ドバウィ
母デラール
母の父グリーンデザート
2.ディックターピン
(牡3 126ポンド 父アラカン)
3.キャンフォードクリフス
(牡3 126ポンド 父タグラ)
着差:1-1/4、1/2、1
・馬主/M.オッフェンシュタット他
・調教/M.デルザングル
・生産/シャドウェルエステート
・騎手/C.ルメール
横に大きく広がった馬群の真ん中から抜け出したマクフィ(9番人気、単勝34倍)が1995年のペニカンプ以来15年ぶりとなるフランス調教馬による優勝を果たした。
残り3ハロンで先頭に立ったG3グリーナムSの勝ち馬ディックターピンが粘って2着。昨年10/24のG1レーシングポストトロフィーを楽勝し、欧州最優秀2歳牡馬に選出されたセイントニコラスアベイは、ここがそれ以来のレースだったためか、伸びを欠いて1番人気(単勝2倍)を裏切る6着に敗退。4戦目で初黒星を喫した。
勝ったマクフィは、わずか1世代を残して早世した“ゴドルフィン最強馬”ドバイミレニアムの孫。当初は生産したハムダン・ビン・ラシッド殿下(シャドウェルエステート代表)の所有で英マーカス・トレゴーニング厩舎に入厩したが、未出走のまま10月に英タタソールズ社トレーニングセールに上場。2万6000ギニー(約400万円)で現オーナーの手に渡り、仏ミケル・デルザングル厩舎へ転厩した。その後、11/27のデビュー戦と4/8のG3ジェベル賞を連勝して、ここに臨んでいた。次走は6/15のG1セントジェームズパレスS(アスコット、芝8ハロン)を予定。

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