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米年度代表馬が日本へ!名牝アゼリを吉田勝己氏が落札

2009年11月14日 18時04分

02年の米年度代表馬に輝いた牝馬アゼリが11/10、米キーンランド協会ノヴェンバーブリーディングストックセール(11/10~22)の初日に上場され、ノーザンファーム代表の吉田勝己氏によって落札された。今後は日本で繁殖生活を送ることになる。現在ディストーティドヒューモアを受胎しているアゼリの落札価格は、この日の最高額となる225万ドル(約2億250万円)だった。アゼリは現役時に米で3~6歳時24戦17勝。G1BCディスタフなど通算G1・11勝を挙げた。4歳時に米年度代表馬と米最優秀古牝馬に輝き、後者のタイトルは6歳時まで3年連続で受賞している。初仔(※)のテークコントロール(牡、父エーピーインディ)は今年2歳。現在は米ボブ・バファート厩舎でトレーニングが積まれている。アゼリは今年1月にも同協会のセールに上場され、440万ドル(約3億9600万円)の値がついたが、この時は主取りとなっていた。
なお、同日に行われた米ファシグティプトン社ミックストセールでは、社台ファームがG1BCフィリー&メアターフにも出走(5着)したG1・4勝馬マジカルファンタジーを200万ドル(約1億8000万円)で、吉田勝己氏が07年の米最優秀古牝馬ジンジャーパンチを160万ドル(約1億4400万円)で、千代田牧場の飯田正剛氏がG1アラバマS勝ち馬レディジョアンを160万ドル(約1億4400万円)でそれぞれ落札している。
※繁殖入り初年度の05年(7歳時)はストームキャットが配合されたが、不受胎だった。

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