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シアトリカルが種牡馬引退

2009年10月22日 15時27分

現地時間10月13日、米ケンタッキー州ヒルンデールファームで繋養されている種牡馬シアトリカル(牡27)の引退が発表された。受胎率の低下によるもので、今後は同ファームで功労馬として余生を送る。
1982年生まれのシアトリカルは父ヌレエフ 、母ツリーオブノレッジIRE、母の父ササフラという血統の愛国産馬。半弟に安田記念勝ち馬タイキブリザードUSA(父シアトルスルー)がいる。
現役時は2~5歳時に英米愛独で22戦10勝。5歳時のG1BCターフなど米国の芝G1を6勝し、米最優秀芝牡馬に選出された。
6歳時(1988年)から米ケンタッキー州ブルックサイドファームで種牡馬入り。2001年にヒルンデールファームに移動していた。産駒にはザグレブUSA(G1愛ダービー、輸入種牡馬、産駒にG1シンガポール航空国際C勝ち馬コスモバルク、朝日杯フューチュリティS勝ち馬コスモサンビーム)、マドレーヌズドリーム(G1プールデッセデプーリッシュ=仏1000ギニー)、ロイヤルアンセム(G1英インターナショナルSなどG1・3勝)、ジェリUSA(G1オークローンH、輸入種牡馬)など、多くのG1勝ち馬がいる。
日本では、ヒシアマゾンUSA(最優秀2歳・3歳・古牝馬、エリザベス女王杯、阪神3歳牝馬S)、タイキエルドラドUSA(アルゼンチン共和国杯)、ヒシピナクルUSA(ローズS)、ビッグバイキングUSA(京都4歳特別)、ゲイリーファンキーUSA(新潟3歳S)の5頭が重賞ウイナーとなっている。

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