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保田隆芳元調教師、逝去

2009年07月02日 19時36分

日本調教師会の元会長保田隆芳さんは7月1日午後9時21分、病気のため逝去。89歳。葬儀等は親族による密葬で、ご遺族の意思により香典・供花等は固く辞退している。なお、ご遺族による「偲ぶ会」が後日行われる。
保田さんは1936年に騎手デビュー。天皇賞通算10勝(春3勝、秋7勝)のほか、有馬記念、牡馬三冠に桜花賞、オークスも制し、八大競走完全制覇という偉業を成し遂げた。また、1958年にはハクチカラで日本馬初の海外遠征を果たし、米国遠征で習得した騎乗フォーム「モンキー乗り」を日本に定着させたことでも知られる。中央競馬以降の騎手成績4355戦880勝。
1970年に騎手引退、同年3月に調教師開業。メジロアサマによる天皇賞・秋、トウショウボーイによる皐月賞、有馬記念、宝塚記念など重賞17勝を含む3485戦334勝(うち障害171戦23勝)を挙げ、1997年に調教師を引退。1995年に勲四等瑞宝章を受章、2004年には競馬の殿堂「調教師・騎手顕彰者」入りを果たしている。

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