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米ワード師が連日のVで重賞制覇/QメアリーS

2009年06月18日 20時46分

◇クイーンメアリーS(英G2)
6/17 アスコット 2歳牝
総賞金9万ポンド 1着賞金5万1093ポンド
芝5ハロン(直線) Good To Firm(良) 13頭 1分00秒53
1.ジェラスアゲイン
牝2 鹿毛 124ポンド 米国フロリダ産
父トリッピ
母チサ
母の父ボールドラカス
2.ミシーア
(牝2 124ポンド 父オアシスドリーム)
3.シードウェル
(牝2 124ポンド 父エクシードアンドエクセル)
着差:5、2、ハナ
・馬主/R.アブラムズ他
・調教/W.ワード(米)
・生産/H.プリュムリー
・騎手/J.ヴェラスケス
前日の準重賞ウィンザーフォレストSをストライクザタイガーで制し、米国の調教師として史上初めてロイヤルアスコット開催で勝ち星を挙げたウェスリー・ワード師の管理馬ジェラスアゲインが、スピードに任せて逃げ切り勝ち。ゲートを真っ先に飛び出すと、そのまま全く後続を寄せ付けずに5馬身差をつけるという圧倒的な勝ちっぷりを披露した。
ジェラスアゲインは米ダート短距離G1ヴォスバーグS勝ち馬トリッピ(その父エンドスウィープUSA)の産駒。通算成績は3戦2勝で、今回が重賞初勝利となる。4/3のデビュー戦(米キーンランド、オールウェザー4.5ハロン)を制し、4/30の前走G3ケンタッキージュヴェナイルSでは、ステーブルメイトの牝馬イジーアンから1-1/4馬身差の2着だった。
ワード厩舎所属馬の次なる期待は開催3日目の6/18、G2英ノーフォークSに出走する2歳セン馬ヨガルー(2戦1勝)。このワード師の勢いはさすがにブックメーカー各社も無視できないようで、ヨガルーは単勝3倍前後の2番人気と、その株を急騰させている(1番人気は4戦4勝のムッシュシュヴァリエで、2.5倍前後)。
なお、前走でジェラスアゲインを下したイジーアンはこのG2クイーンメアリーSではなく、ロイヤルアスコット開催4日目・6/19の2歳牝馬限定G3アルバニーS(芝6ハロン)にエントリーしている。その理由についてワード師は「ベストランナーは相手が楽なレースへ回そうと考えたから」と地元メディアに語っており、同レースでのイジーアンもかなりの注目を集めることになりそうだ。

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