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セレクトセール出身馬が米G2制覇、フロレンティーノ

2009年06月18日 15時15分

2006年のJRHAセレクトセール出身馬であるフロレンティーノ(牡3歳、米・K.マクラフリン厩舎、父スウェプトオーヴァーボード)が6月13日、米・チャーチルダウンズ競馬場で行われたG2ジェファースンカップS(芝9F)に優勝し、初重賞を手にした。
同馬は05年の桜花賞、NHKマイルCを制したラインクラフトの半弟として、06年2月に早来町(現安平町)のノーザンファームで誕生。その年の7月に開催されたJRHA日本競走馬協会主催「セレクトセール2006」で、セール6番目の高額となる1億4700万円でダーレー・ジャパン(株)に購買された。
その後、07年1月に渡米。昨年8月にデビューし、今年1月に4戦目で初勝利を挙げた。前走、重賞初挑戦となったG3トランシルヴァニアSは3着。2度目のチャレンジで重賞ウイナーとなった。通算成績は米8戦3勝。
セレクトセール出身馬が海外の重賞に優勝したのは、サンドロップ(05年英G3プリンセスエリザベスS、05年米G3カーディナルH)、ハットトリック(05年HKG1香港マイル)、ユートピア(06年UAEG2ゴドルフィンマイル、07年米G3ウエストチェスターH)、アドマイヤムーン(07年UAEG1ドバイデューティフリー)に次いで5頭目。7月13、14、15日に今年の開催を控える同セールにとって今回の快挙は、年々増加する海外のバイヤーへ向け、大きなPRになった。

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