ニュース

海外 その他

スタチェリータが圧勝!/仏オークス

2009年06月17日 12時49分

◇ディアヌ賞<仏オークス>(仏G1)
6/14 シャンティイ 3歳牝
総賞金80万ユーロ 1着賞金45万7120ユーロ
芝2100m(右) Bon Souple(稍重) 12頭 2分06秒23
1.スタチェリータ
牝3 青毛 57キロ フランス産
父モンズーン
母ソワニエ
母の父ダッシングブレード
2.タマジルテ
(牝3 57キロ 父デインヒルダンサー)
3.プルメーニア
(牝3 57キロ 父アナバー)
着差:4、1/2、1
・馬主/モナスティック厩舎&M.シュワルツ
・調教/J.-C.ルジェ(仏)
・生産/J.-P.-J.デュボワ
・騎手/C.ルメール
2番手から抜け出した1番人気のスタチェリータが、2着のステーブルメイト・タマジルテに4馬身差をつけて圧勝。昨年10月のデビューから無傷の5連勝を飾るとともに、前走のG1サンタラリ賞に続くG1・2勝目を挙げた。
スタチェリータは、ドイツを中心にG1馬を多数送る種牡馬モンズーンの産駒(代表産駒にG1BCターフなどG1・4勝のシロッコ、G1ジャックルマロワ賞などG1・3勝のマンデュロ)で、今春の桜花賞・オークスを制したブエナビスタと同牝系の出身馬。
これまでの4連勝はすべて2着馬に2馬身以上の差をつけており(デビューから順に2、2、4、6馬身差)、今回も4馬身差の完璧な勝利。昨年の欧州競馬を席巻した牝馬ザルカヴァ Zarkava にもヒケをとらない器と評する声も挙がっている。
スタチェリータはどうやら、そのザルカヴァと同じ道を歩む模様。この後は小休止して、9/13のG1ヴェルメーユ賞(ロンシャン、芝2400m)から10/4のG1凱旋門賞(同)へ進む予定になっている。
なお、G1プールデッセデプーリッシュ(仏1000ギニー、1着イルーシヴウェーヴ、2着タマジルテ)に続いて今回もワンツー・フィニッシュを決めたジャン-クロード・ルジェ厩舎は、これで今年重賞11勝目(うちG1・5勝、全て鞍上はクリストフ・ルメール騎手)と絶好調。6/16から始まる英ロイヤルアスコット開催にも、ネヴァーオンサンデー (G1イスパーン賞優勝、6/17のG1プリンスオブウェールズS出走予定)、イルーシヴウェーヴ(6/19のG1コロネーションS出走予定)といった有力馬をスタンバイさせており、まだまだその勢いは止まりそうにない。
【2009年ルジェ師&ルメール騎手による重賞制覇】
4/5 G2ノアイユ賞
(グランカン)
4/10 G3アンプルダンス賞
(イルーシヴウェーヴ)
4/12 G3グロット賞
(タマジルテ)
5/10 G1プールデッセデプーリッシュ<仏1000ギニー>
(イルーシヴウェーヴ)
5/17 G1サンタラリ賞
(スタチェリータ)
5/17 G1イスパーン賞
(ネヴァーオンサンデー)
5/31 G2サンドリンガム賞
(ホームバウンド)
6/7 G1ジョッキークラブ賞<仏ダービー>
(ルアーヴル)
6/7 G3ロワイヨモン賞
(クエッチ)
6/7 G3ポールドムーサック賞
(ワゾドフー)
6/14 G1ディアヌ賞<仏オークス>
(スタチェリータ)

ニュース一覧

  • 全て
  • 中央
  • 地方
  • 海外
 

上へ