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三石地区で「1歳馬品評会」を開催

2009年06月11日 15時29分

新ひだか町の三石軽種馬生産振興会とみついし農協は6月5日、1歳馬の飼育管理などを披露する「第53回三石軽種馬育成管理品評会」を開催した。
1歳馬の品評会は各地区の恒例行事として行われていたが、近年は出陳馬の減少などにより中止や廃止する地区が増加。ついに今年は、同地区だけで開催されることになった。
牡牝各12頭の合計24頭がエントリーされた品評会では、審査員を務めたJRA日高育成牧場の朝井洋場長やJBBA日本軽種馬協会静内種馬場の木村慶純場長ほか、振興会会員、農協職員、HBA日高軽種馬農協職員など約40名が牧場を巡回。出陳馬の成長度合い、手入れや馴致の状態、歩様、馬体などを総合的にチェックした。
厳正な審査の結果、牡の部は前川正美氏生産のリアルターキン2008(父キングカメハメハ)が、牝の部は本桐牧場生産のハギノオマージュの2008(父ジャングルポケット)が最優秀賞を獲得。主催者から賞状と記念品が贈られた。
朝井場長は「個々の馬に合わせた装蹄がなされるなど、回を重ねるたびに技術面の向上が見られる。今後も品評会を継続してほしい」と総評。生産者を労うとともに各馬の活躍を願っていた。

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