ニュース

海外 その他

G1プリークネスS出走馬一覧

2009年05月14日 21時02分

上段:枠順、馬名
下段:性齢、斤量=ポンド、騎手/調教師
※全馬米国産、米国調教馬。
◇G1プリークネスS
5/16 米ピムリコ競馬場 3歳 ダート9.5F(左)
総賞金110万ドル 1着賞金66万ドル
発走予定18:15(日本時間17日7:15)
1ビッグドラマ
牡3 126 J.ヴェラスケス/D.フォークス
2マインザットバード
セン3 126 M.スミス/B.ウーリーJr.
3マスケットマン
牡3 126 E.コア/D.ライアン
4ラヴガヴ
牡3 126 J.セリオ/D.ルーカス
5フリーザンファイア
牡3 126 G.サエス/J.ジョーンズ
6テレイン
セン3 126 J.ローズ/A.ストールJr.
7パパクレム
牡3 126 R.ベハラーノ/G.ステュート
8ジェネラルクオーターズ
牡3 126 J.ルパルー/T.マッカーシー
9パイオニアオブザナイル
牡3 126 G.ゴメス/B.バファート
10フライングプライヴェート
牡3 126 A.ガルシア/D.ルーカス
11テイクザポインツ
牡3 126 E.プラード/T.プレッチャー
12トーンイットダウン
牡3 126 K.デザーモ/W.コムロ
13レーチェルアレクサンドラ
牝3 121 C.ボレル/S.アスムッセン
<競馬場発表のモーニングライン(予想オッズ)>
2.6倍:レーチェルアレクサンドラ、6倍:パイオニアオブザナイル、7倍:マインザットバード・フリーザンファイア、9倍:マスケットマン、11倍:ビッグドラマ、13倍:パパクレム、21倍:ジェネラルクオーターズ、31倍:テレイン・テイクザポインツ、51倍:ラヴガヴ・フライングプライヴェート・トーンイットダウン。
米3歳牡馬三冠の2冠目に、5/1のG1ケンタッキーオークスを20馬身余りの差をつけて楽勝した牝馬レーチェルアレクサンドラが参戦する。現地は新たなるヒロイン誕生の予感に沸いており、G1ケンタッキーダービーに優るとも劣らない盛り上がりを見せている。
1924年のネリーモース以来途絶えている牝馬によるプリークネスS制覇を目指すレーチェルアレクサンドラは、5/1の前走G1ケンタッキーオークスののち、昨年・一昨年と2年連続で米年度代表馬に輝いたカーリン Curlin のオーナーであるストーンストリートステーブルズと、そのパートナーであるハロルド・マコーミック氏によってトレードされた。今回からはカーリンを管理したスティーヴン・アスムッセン厩舎所属馬としての出走となる。
今回は追加登録料10万ドルを払っての参戦だが、このG1プリークネスSの出走馬決定順は、追加登録馬よりも予備登録を済ませていた馬の方に優先出走権があるため、実はフルゲート14頭の枠から押し出される可能性もあった。
そのため、一部陣営では予備登録済みの手駒をこのレースに差し向け、レーチェルアレクサンドラをフルゲート14頭の枠から無理やり押し出そうという動きもあった。しかし一方で「レーチェルアレクサンドラが除外されるようなら、出走を取り消す」(ラヴガヴのオーナー)とする陣営が出たこともあって、その動きは終息した。
最終的にはフルゲートにもならず、レーチェルアレクサンドラも(そしてラヴガヴも)無事にエントリーを済ませることができた。G1ケンタッキーダービーを制したマインザットバードの手綱も取ったカルヴァン・ボレル騎手は、レーチェルアレクサンドラを今回のパートナーに指名している。
ケンタッキーダービー馬マインザットバードは、ボレル騎手からマイク・スミス騎手に乗り替わるが、スミス騎手も米リーディング2回の名手で、その点に不安はない。ただ、マインザットバードはG1ケンタッキーダービーはレース史上2位の単勝配当(51.6倍、19頭中17番人気)、しかも不良馬場(前日のG1ケンタッキーオークスは、米国ダートのスタンダードな馬場状態である Fast =速=だった)だったということで、まだ現地のファンにも半信半疑という部分が残っているのは確かなことのようだ。
それだけに、G1ケンタッキーダービー2着のパイオニアオブザナイル、3着のマスケットマンにも期待がかかるところ。特にパイオニアオブザナイルは前々走G1サンタアニタダービーまで重賞4連勝中だったという実績があり、当日はマインザットバードよりも支持を集める可能性がある。また、フリーザンファイアはG1ケンタッキーダービーで18着だったが、これは外傷というアクシデントがあってのものだけに度外視可能。ここで巻き返しの可能性がある。

ニュース一覧

  • 全て
  • 中央
  • 地方
  • 海外
 

上へ