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オセアニア最強牝馬サンライン、長期闘病の末に力尽きる

2009年05月09日 18時13分

ニュージーランドが生んだ名牝サンラインが5/1、約8カ月にわたる蹄葉炎治療に伴う全身衰弱により、安楽死処置となった。13歳だった。サンラインは98年にニュージーランドのトレヴァー・マッキー厩舎からデビュー。2歳シーズンを3戦無敗で終えると、3歳シーズンからはキャリアの主戦場となった豪州に遠征し、99、00年のG1コックスプレート連覇を含めG1を10勝。99/00年シーズンから3年連続豪州年度代表馬の座に就き、地元ニュージーランドでもG1ワイカトスプリントを2勝して年度代表馬に4度輝いた。また、00年のG1香港マイルでは、その年の安田記念を制したフェアリーキングプローンAUSを接戦の末に下している。7歳春に引退するまで48戦32勝(うちG1・13勝、重賞27勝)の成績を残し、その功績から現役時の02年に豪州、06年にニュージーランドで殿堂入りを果たした。繁殖入り後は4頭の仔を産み、初仔サンストライク(牝4、父ロックオブジブラルタルIRE)は今年2月にニュージーランドで産駒初勝利を挙げた。

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