04年のG1凱旋門賞でバゴFRを勝利に導いたフランスのティエリ・ジレ騎手(39歳)が4/16、引退を表明した。ジレ騎手はデビュー15年目でG1初制覇(01年G1クリテリウムアンテルナシオナルのアクトワン)。03年にはタイガーテイルFRでG1エリザベス女王杯(3着)とG1ジャパンC(6着)に参戦。バゴFRとコンビを組んだ04年はG1凱旋門賞のほか、G1ジャンプラ賞、G1パリ大賞に優勝(05年のG1ジャパンCではアルカセットUSAの8着)。イクシキュートでG1ガネー賞、スイートストリームでG1ヴェルメーユ賞を制すなど華々しい活躍を見せた。同騎手は引退を決めた理由に体重のコントロールが難しくなったことを挙げている。今後はフランスジョッキー協会の仕事に就く予定。