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「産地馬体検査」実施、760頭が登録

2009年04月30日 16時27分

来年のクラシックを目指す2歳馬の「第1回北海道地区産地馬体検査」が4月21、22、23、24日、浦河・新ひだか・安平各町で行われ、約760頭の若駒が競走馬としてのスタートラインについた。
同検査は東西トレセン入厩時の検査を、JRA職員が産地に赴いて行うもの。特徴、視力、血液の検査のほか、今年からマイクロチップの読み取りも追加され、すべてパスすれば馬名登録される。
21日からの4日間、3会場で合わせて約760頭が受検。浦河町のBTC軽種馬育成調教センターでは、カワカミプリンセスの全弟やサウスヴィグラスの半妹(父フォーティナイナー)、新ひだか町の北海道市場では、ダイワエルシエーロの初仔(牝、父ブライアンズタイム)、サクセスブロッケンの半妹(父サクラバクシンオー)、安平町の北海道ホルスタイン協会家畜市場では、ブエナビスタの半妹(父アグネスタキオン)、シーザリオの初仔(牡、父キングカメハメハ)、アドマイヤグルーヴの初仔(牝、父クロフネ)などが姿を見せた。
デビュー前の2歳馬が一堂に会することから、検査場にはPOG関連の報道陣も数多く来場。雨に打たれ、寒さに震えながら懸命に取材や撮影に奔走していた。なお、検査の模様は週刊ケイバブックでは5月4日(月)発売号から3週にわたり、巻末カラー特集「フォトレポート」で掲載する予定。

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