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ブライアンズタイム、JRA勝利数歴代3位に

2009年04月30日 16時27分

4月25日の京都競馬1R3歳未勝利戦で、ブライアンズタイム産駒のグランプリスマイル(牡3歳、栗東・村山明厩舎)が優勝。この勝利でブライアンズタイム(牡24歳、父ロベルト)はJRA通算1380勝となり、ライジングフレームの1379勝を抜いてJRA勝利数歴代3位になった。
米G1・2勝を挙げたブライアンズタイムは、1990年に日本で種牡馬入り。これまでに三冠馬ナリタブライアン、タニノギムレット、サニーブライアンといったダービー馬など多くのG1ウイナーを送り出し、日本の競馬史に偉大な足跡を残してきた。歴代3位の記録は初産駒デビューから17年目にして達成。また、ひとつ大きな勲章を手に入れた。
今年24歳となった同馬は、新ひだか町のアロースタッドで現役種牡馬として奮闘中。例年と同じように受胎率も良く、忙しいシーズンを送っている。「賢くて無駄な動きをしないのが元気の秘訣」と話すのは同スタッドの今野進二主任。それでも体調管理には気を遣い、「種付けが無事に終わる度にホッとしている」という。浮き沈みの激しい種牡馬業界で、長きに渡って一線級を張る唯一無二の存在だけに、産地での人気は絶大で、「これからも長く種牡馬を続けてほしい」と願う生産者は多い。

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