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シンガリ人気サイトウィナーが波乱呼ぶ/CM

2009年04月29日 15時09分

◇チャンピオンズマイル(香港G1)
【アジアマイルチャレンジ第3戦】
【ブリーダーズカップチャレンジ】
4/26 シャティン 3歳以上
総賞金1200万香港ドル 1着賞金684万香港HKドル
芝1600m(右) Yielding(稍重) 11頭 1分34秒97
1.サイトウィナー
セン5 鹿毛 126ポンド ニュージーランド産
父ファルタート
母キンジネッテ
母の父キンジテ
<G1BCマイル優先出走権獲得>
2.エジプシャンラー
(セン7 126ポンド 父ウッドボロー)
3.ダオダオ
(セン5 126ポンド 父シンコウフォレストIRE)
着差:短頭、ハナ、1/2
・馬主/W.タン夫妻
・調教/J.サイズ(香港)
・生産/ウエストヴァリースタッド
・騎手/B.プレブル
地元香港馬のワンツーフィニッシュ。軽快に逃げたエジプシャンラーを2番手追走のサイトウィナーがゴール寸前で捕らえた。外から追い込んだシンコウフォレストIRE産駒の豪調教馬ダオダオが3着。これが遠征馬では最先着となった。
香港のマイル王グッドババUSAは稍重馬場の影響か、末脚に切れがなく4着。これでシーズンを切り上げ、12月のG1香港マイル3連覇を見据えて休養に入る。グッドババUSAを僅かに抑えて1番人気となった今季の香港ダービー馬コレクションは好位から伸びきれず5着。勝ち馬と同じジョン・サイズ厩舎所属で、昨年のG1安田記念2着馬のアルマダ は9着に沈んだ(サイズ師は8着モアバウンティフル、11着ユニークジュエルリーを含めて4頭出し)。
勝ったサイトウィナーは1995年のUAE最優秀短距離馬ファルタート(父がミスタープロスペクター、母が1987年米最優秀2歳牝馬のイピトミという良血)の産駒。通算成績は22戦7勝で、G1・重賞ともに初勝利。目立った実績は昨年11月のLG2国際マイルトライアルで勝ったエジプチャンラーから3-3/4馬身差の2着がある程度で、ここでは単勝65倍のシンガリ人気だった。
次走は6/3のG1安田記念(東京、芝1600m)が濃厚。サイズ師はアルマダNZとの2頭出しを目論んでいる。また、2着のエジプシャンラーはレース後、左前の球節に腫れが確認されたが、陣営はそれが癒えればG1安田記念に出走するとしている。
なお、このG1チャンピオンズマイルは今年も“ブリーダーズカップチャレンジ”に指定されており、勝ったサイトウィナーには11月の米G1BCマイル(サンタアニタ、芝8F)への優先出走権が与えられている。

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