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今年も「スタリオンシリーズ」実施―岩手競馬

2009年04月09日 16時25分

みちのくレース岩手競馬を開催する岩手県競馬組合は3月31日、優勝馬の馬主に対して種牡馬の配合権利を副賞として贈呈する競走「スタリオンシリーズ」を、2009年度も実施することを発表した。
同競馬でのスタリオンシリーズは、存廃が取り沙汰された2007年秋に、生産者が「岩手競馬の廃止は生産界にとっても大きな痛手となる」と支援に乗り出したのが始まり。一昨年は16レース、昨年は20レースが実施され、売上げ増に大きく貢献した。
3年目を迎えた今年度は、昨年度同様に20レースを予定。社台スタリオンステーション(安平町)から、フジキセキ、ハーツクライ、ダンスインザダーク、クロフネ、ネオユニヴァース、デュランダル、ゴールドアリュールら13頭を、HBA日高軽種馬農協(浦河町)からアドマイヤボス3頭分、キッケンクリス2頭分を、コアレススタッド(平取町)からダイタクリーヴァ2頭分の合計20頭の配合権利を譲り受け、実施することになった。今年度の対象レースは重賞18レース、特別2レース。4月19日に行われるクラシック第一弾・阿久利黒賞から、来年1月2日の金杯まで行われる。
本年度の同競馬は4月4日に水沢競馬場で開幕。来年3月29日まで、22開催131日間を予定している。過去2年は存続条件である単年度収支均衡を達成。再生3年目の今年度は、日本初となる騎手ハンデ競走、薄暮競馬開催期間の拡大などを実施し、ファンのニーズに合わせた開催を目指している。

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