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ビッグシティマンがV/ゴールデンシャヒーン

2009年04月01日 15時06分

○ドバイゴールデンシャヒーン(首G1)
3/28 ナドアルシバ 3歳以上
総賞金200万米ドル 1着賞金120万米ドル
ダート1200m(直線) Fast(速) 12頭 1分08秒93
1.ビッグシティマン
牡4 栗毛 57キロ 米国フロリダ産
父ノーザンアフリート
母ミニアピール
母の父ヴァリッドアピール
2.インディアンブレッシング
(牝4 55キロ 父インディアンチャーリー)
3.ダイアボリカル
(牡6 57キロ 父アータクス)
着差:1-1/4、5、1/2
・馬主/サルタン王子
・調教/J.バートン(沙)
・生産/フォーホースメンズランチ
・騎手/J.ヴェレンズエラ
サウジアラビア調教馬のビッグシティマンが、昨年の米最優秀牝馬スプリンター・インディアンブレッシングを1-1/4馬身差で下した。5馬身離れた3着にはゴドルフィン所属馬のダイアボリカルが入った。栗東・安達昭夫厩舎のバンブーエールは最後によく追い込んで、レース史上日本調教馬最先着となる4着に健闘。昨年の欧州最優秀スプリンターのマルシャンドールは12着とシンガリ負け。陣営はダートに問題はなかったとしているが、かといって他に敗因も見当たらないことから、大きく落胆している様子だ。
勝ったビッグシティマンは2005年の米最優秀3歳牡馬アフリートアレックスを送るノーザンアフリート(その父アフリート)産駒。通算成績は8戦6勝で、G1は初勝利となる。2歳時に米国で4戦3勝と優秀な成績を残した後、その資質を見込んだサウジアラビアのサルタン王子が購入。同国のジェリー・バートン師(※)の元へ転厩した。当初はG2UAEダービー参戦を目指していたが、バートン師はビッグシティマンをスプリンターと看破。無理をさせずに3歳時は結局レースを使わなかった。
今年1月、ナドアルシバ競馬場ダート1200mの一般戦で17カ月ぶりに復帰。これを3-3/4馬身差で飾ると、同距離同コースのG3アルシンダガスプリントも連勝して初重賞タイトルを手にした。同じくナドアルシバ競馬場ダート1200mの前走G3マハブアルシマールでは、勝ったゲイエゴ(G2ゴドルフィンマイルに出走、2着)から3/4馬身差の2着に敗れていたが、本番でキッチリ巻き返してみせた。
※ジェリー・バートン師…米国人。米ウェイン・ルーカス師の元でアシスタントトレーナーを務め、2000年からサウジアラビアで厩舎を開業している。

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