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桜花賞馬キストゥヘヴンが白老ファームで繁殖入り

2009年03月26日 16時52分

2006年の桜花賞を制し、ラストランとなった3月15日の中山牝馬Sで有終の美を飾ったキストゥヘヴン(牝6歳、父アドマイヤベガ)が3月23日早朝、繁殖生活に入るため、白老町の社台コーポレーション白老ファームに到着した。
同馬はHBA北海道市場取引馬。04年のオータムセールにおいて1018万5000円で売却された。
デビュー4戦目で初勝利を挙げると、続くフラワーCで重賞初制覇。6番人気で出走した桜花賞では、強烈な追い込みで突き抜け、桜の女王に輝いた。翌4歳時には米国へ遠征し、G2キャッシュコールマイルSで4着に健闘。昨年9月の京成杯オータムHで約2年5カ月ぶりの勝利を挙げ、引退レースの中山牝馬Sで重賞4勝目を記録。自らの花道を勝利で飾った。通算成績は27戦5勝(うち海外1戦)、総収得賞金は3億3971万2500円(うち海外1072万4500円)。
“輿入れ”には苦楽を共にした織田洋平厩務員も馬運車に同乗。到着には戸田博文調教師や同ファーム関係者が出迎えた。初年度の交配相手は新種牡馬のチチカステナンゴを予定。愛馬を労った戸田調教師は「小さい体で本当に頑張ってくれた。良い子供を生んでほしいですね」と二世の誕生を心待ちにしていた。

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