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2008年度ワールド・サラブレッド・ランキング発表

2009年01月15日 11時31分

14日に『2008年度ワールド・サラブレッド・ランキング(WTR)』が発表された。昨年1月1日から12月31日までに出走した馬を対象に、国際ハンデキャッパー会議において決定された。
115ポンド以上288頭(実頭数)の馬が順位格付けされたが、国別では、米国83頭、英国43頭、豪州36頭に次いで日本は28頭(前年比+3頭)で、仏国27頭を抜いて4位となっている。
ワールドチャンピオンは、カーリン(ドバイWC1着)とニューアプローチ(英チャンピオンS1着)が130ポンドで並んだ。3位に、史上初めて人工馬場での開催となったブリーダーズCクラシックを勝ったレイヴンズパスが129。同馬は芝のエリザベス2世Sも勝っており、芝のMコラムでは127でトップ。
注目のザルカヴァは、無敗で凱旋門賞を制し、牝馬ながら128で4位、牝馬ではもちろんトップ。これはヨーロッパの牝馬アローワンス3ポンドをたせば131となり、実質トップとなる。
日本調教馬は、スクリーンヒーロー(ジャパンC1着)が122で23位タイ、マツリダゴッホ(日経賞1着)と3歳馬のディープスカイ(ジャパンC2着)が121で33位タイ、ウオッカ(安田記念1着)が120で41位タイ、などとなっている。なお、120ポンド以上の評価を受けた日本調教馬の牝馬は、1996年のファビラスラフイン(120)、2005年のシーザリオ(120)に続きウオッカが3頭目。世界の牝馬の中では、ウオッカが4位タイ、有馬記念を勝ったダイワスカーレット(119)が6位タイとなっている。

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