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08年NAR年度代表馬にフリオーソ

2009年01月09日 08時54分

NARは8日、『NARグランプリ2008』表彰馬・表彰者を発表した。
“年度代表馬”には、帝王賞(JpnⅠ)を制覇したフリオーソ(牡、船橋・川島正行厩舎)が選定され、前年に続く2年連続の受賞となった。なお、同馬は“サラブレッド4歳以上最優秀馬”にも併せて選定されている。
“サラブレッド2歳最優秀馬”は、エーデルワイス賞(JpnⅢ)を制したアンペア(牝、北海道・角川秀樹厩舎)が唯一のタイトルホースとして選定された。
“サラブレッド3歳最優秀馬”は、東京ダービーを制し、中央競馬や各地の有力馬が揃ったジャパンダートダービー(JpnⅠ)でも4着と健闘したドリームスカイ(牡、川崎・内田勝義厩舎)が受賞。
“アラブ最優秀馬”は、2008年も該当馬がなかった。
“ばんえい最優秀馬”は、2つの記念レース(帯広記念・旭川記念)を含む重賞3勝をあげたナリタボブサップ(牡、大友栄人厩舎)が受賞。
“最優秀短距離馬”は、東京盃(JpnⅡ)を制したフジノウェーブ(牡、大井・高橋三郎厩舎)が前年に続いて連続受賞。
“最優秀牝馬”も、スパーキングレディーカップ(JpnⅢ)を勝ったトーセンジョウオー(船橋・川島正行厩舎)が2年連続受賞。
“最優秀ターフ馬”は、芝競走を中心に出走し中央競馬の京都2歳Sに優勝した他、重賞競走でも好走したイグゼキュティヴ(牡、北海道・田部和則厩舎)が受賞。
(※所属厩舎は、選定の決め手となった競走時の管理調教師を記載)
今回から新設された“ダートグレード競走特別賞”は、所属を問わず地方競馬で実施されたダートグレード競走で優れた成績を残した馬を表彰する部門で、東京大賞典(JpnⅠ)でヴァーミリアン、サクセスブロッケン、フリオーソらを降した中央競馬のカネヒキリ(牡、栗東・角居勝彦厩舎)が最初の受賞馬となった。
(※なお、従来ダート競走格付け委員会が行っていたダートグレード競走最優秀馬の表彰は、同委員会解散に伴い廃止された)
“特別表彰馬”は、08年に死亡した種牡馬ホスピタリテイが受賞。同馬は地方競馬が生んだ名馬の1頭であり、種牡馬としてもドクタースパートを筆頭に地方競馬に大きな功績を残したことが讃えられた。

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