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中央 アラカルト

菊花賞アラカルト

2008年10月26日 18時17分

1着オウケンブルースリ 内田博騎手
2着フローテーション 藤岡佑騎手
3着ナムラクレセント 和田竜騎手
①オウケンブルースリ
皐月賞馬・ダービー馬不在の菊花賞を勝利したのは、オウケンブルースリ。皐月賞・ダービー馬が出走しなかった菊花賞は04年以来で15回目。最近10年で単勝1番人気馬が勝ったのは、05年のディープインパクトの1頭のみと振るわない成績だったが、今回はそれ以来3年ぶりとなる単勝1番人気馬の勝利となった。
②春のクラシック不出走馬
オウケンブルースリは、今年の4月デビューで春のクラシックとは縁がなかった。春のクラシック不出走馬が菊花賞を勝利したのは06年のソングオブウインド以来で通算17頭目。また、春のクラシック競走不出走馬が1番人気となったのは、07年のロックドゥカンブに続き2年連続で、優勝したのは89年のバンブービギン以来19年ぶり。
③デビュー最短記録
今年の4月26日にデビューしたオウケンブルースリは、デビューから184日目で菊花賞を優勝。2歳戦がスタートした46年以降(47年以降の菊花賞馬を対象)、デビュー最短で菊花賞馬となった。
④神戸新聞杯3着馬
前走が神戸新聞杯3着で菊花賞を勝利した馬は、最近10年では、00年のエアシャカール、06年のソングオブウインドに続いて3頭目。神戸新聞杯をステップにして菊花賞を勝利したのは05年のディープインパクトから4年連続。
⑤関西馬
今回で02年から関西馬が7連勝。通算では関西馬が35勝となり、関東馬の34勝を上回った。また、牡馬クラシックでは04年のダービーをキングカメハメハが勝利して以降、関西馬が14連勝となった。
⑥内田博騎手
地方所属時代を含め、JRAのクラシック競走に騎乗したのは、04年皐月賞のメテオバースト(6着)が最初。今回、12回目にして初めての勝利。G1勝利は、07年のNHKマイルCのピンクカメオ、今年の宝塚記念のエイシンデピュティに続く3勝目。また、今年はラジオNIKKEI賞をレオマイスターで勝利して以来の重賞勝利で4勝目、通算重賞9勝目。内田博騎手は、今回が菊花賞初騎乗であり、初騎乗初勝利となった。菊花賞初騎乗で勝利したのは、04年にデルタブルースで勝利した岩田騎手以来となる。
⑦音無師
菊花賞は過去6頭を送り出しており、03年にリンカーンで2着になったのが最高。今回2頭出走させ、オウケンブルースリで初めて菊花賞を勝利した。なお、もう1頭の管理馬であるミッキーチアフルは15着。今年はマイラーズCのカンパニー以来の重賞勝利で重賞3勝目、通算重賞30勝目。G1は07年の皐月賞をヴィクトリーで勝って以来の通算4勝目。
(*GにはJpnを含む)

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