ニュース

中央 その他

マイネルマックス、病気のため死亡

2008年08月27日 10時51分

96年のG1朝日杯3歳Sを制したマイネルマックス(牡14歳)が8月25日早朝、繋養先である新冠町のビッグレッドファームで肝硬変のため死亡した。同馬は1カ月ほど前から体調を崩し、25日午前5時30分頃、担当者が馬房に様子を見に行ったところ、既に息を引き取っていたという。
デビュー2戦目で初勝利を挙げると、G3函館3歳S、G2京成杯3歳S、G1朝日杯3歳Sを4連勝で制覇し、96年のJRA最優秀3歳牡馬に輝いた。その後は勝ち鞍に見放されたが、99年のクリスマスSで約3年ぶりの勝利を挙げると、翌年のG2マイラーズCに優勝し、4つ目の重賞を手にした。
現役引退後の02年に同ファームで種牡馬入り。ブライアンズタイムの後継として期待され、初年度は60頭の繁殖牝馬を集めた。しかし、目立った産駒を出せずに07年に種牡馬を引退。以降はBTC軽種馬育成調教センターの引退名馬繋養展示事業の助成を受け、功労馬として余生を送っていた。
◆ビッグレッドファーム 菅生雅貴氏「ここ1週間程、特に調子の悪い状態でした。回復を祈念していたのですが、残念です」
◆中村均調教師(現役時の管理調教師)「今朝、訃報を聞きました。現役時代は、新馬戦(2戦目)から、G3・G2・G1と4連勝する活躍をしてくれて、非常に思い入れのある馬でした。種牡馬としても、もう少し活躍馬が出ると良かったのですが。本当に残念でなりません」
【マイネルマックス】鹿毛、父ブライアンズタイム、母サクセスウーマン、母父ハイセイコー
◆競走成績40戦6勝(内、地方1戦0勝)
◆主な勝鞍 96年朝日杯3歳S、京成杯3歳S、函館3歳S、00年マイラーズC

ニュース一覧

  • 全て
  • 中央
  • 地方
  • 海外
 

上へ