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BTCで育成研修の体験入学を実施

2008年08月14日 15時39分

浦河町のBTC軽種馬育成調教センターは8月7日、来年4月に開講する「第27期育成調教技術者養成研修」の体験入学会を実施した。
同研修は、世界に通用する強い馬づくりに欠かせない育成調教技術者を養成するためのもの。1992年に開講して以来、これまでに約300名が巣立ち、軽種馬育成の中核をなす人材として、関係者から高い評価を得ている。しかし、近年は同研修希望者が年々減少し、今年は定員割れとなった。「このままではいけない」とBTCは体験入学会を大々的に告知。さらに今年から体験入学者には東京での受験を可能とする特典を設けた。
7日の体験入学会には、東京、大阪など全国から集まった15歳から28歳までの男女9名が参加。午前中は同研修のシステムの説明のほか、26期生の騎乗訓練や調教施設を見学した。昼食を挟んだ午後には、実際の作業などを体験。教官に指導を受けながらのホースシュミレーター騎乗や厩舎作業、研修馬を使っての乗馬が行われた。
今年4月に入講した26期生は18名。最初は全く乗れなかった乗馬未経験者も、現在では1ハロン20~25秒程度のキャンターができるようになった。BTC日高事業所の川島利一郎次長は「この研修で馬にはすぐ乗れるようになるが、後は本人の努力次第でどんどん上達できる。夢を持って臨んでほしいですね」と多くの応募を呼び掛けている。
BTC第27期育成調教技術者養成研修は現在、募集受付中(10月10日必着)。詳細はBTC管理部(Tel.042-358-1173 http://www.b-t-c.or.jp)まで。

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