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メジロライアン、函館競馬場でキャンターを披露

2008年08月10日 14時00分

1991年のG1宝塚記念を制したメジロライアン(牡21歳、父アンバーシャダイ)が8月10日、函館競馬場でお披露目され、ファンに元気な姿を見せた。
同馬のお披露目は昨年に続き2度目。スタンド全面改築工事前の開催最終日の「函館競馬場フェアウェルイベント」のひとつとして昼休みに行われた。
宝塚記念優勝時のゼッケン1番をつけた同馬は、現役時の担当厩務員さんにひかれ、時折立ち上がったりしながらパドックを周回。21歳とは思えぬ若さをアピールした。コンビを組んでいた横山典弘騎手を背に本馬場へ入ると、現役時を彷彿させる力強いフットワークを披露。横山騎手がウイニングランのようにスタンド前でガッツポーズを取ると、ファンから大きな歓声が上がった。
お披露目には同馬を管理した奥平真治元調教師も同伴。「現役の時と変わらないくらい若々しい体をしているね」と愛馬の健在ぶりに目を細めていた。また、久しぶりに手綱を取った横山騎手も「去年よりも元気。早くから宣伝してもらってファンがいっぱい来てくれた。あの馬の人気はすごい」と感心しきりだった。
同馬は昨シーズン限りで種牡馬を引退。現在は洞爺湖町のメジロ牧場で功労馬として余生を送っている。ラストシーズンの昨年種付けした11頭のうち、唯一頭の受胎馬が昨秋に流産していたため、現1歳の23頭がラストクロップとなる。

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