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地方競馬支援など決定、JBC協会総会開催

2008年07月03日 15時10分

JBCジャパンブリーダーズカップ協会は6月26日、「平成20年度通常総会」を苫小牧市のノーザンホースパークで開催し、JBC競走への参画など地方競馬支援を決定した。
総会にはJBC協会会員のほか、NAR地方競馬全国協会の留守悟広報・情報部長、兵庫県競馬組合の南向明博副管理者、北海道競馬事務所の北村健所長など、来賓を含め約50名が出席。挨拶に立った吉田勝己JBC会長は「経済情勢は先行き不透明で馬産地にも大きな影響を及ぼしているが、地方競馬と生産地の振興発展に努めたい」と支援体制の充実を約束した。
今年度の事業計画では、11月に兵庫県の園田競馬場で開催するJBC競走へ、賞金の一部、生産者賞、広告宣伝費を拠出。さらにJBCクラシック優勝の副賞に、キングカメハメハの種付権利を加えることとした。西日本地区では初の開催ということで、成功に向け強力なバックアップ体制をとった。
ホッカイドウ競馬へは、スタリオンシリーズ75競走、プレミアムシリーズ7競走、ブリーダーズゴールドCなどの実施を決定。来年から同競馬の運営に当たる北海道軽種馬振興公社へ会員として参画し、業務専門委員会への人員の派遣、非常勤理事の派遣も決めた。また、昨年大井競馬場で行われたJBC競走への賞金支援中止によって生じた内部保留金を活用し、門別競馬場へ大型ビジョンを寄贈することも承認。大型ビジョンは札幌市のSTVホール「スピカ」の取り壊しに伴い不要となったものを取得し、来年3月に設置されることになった。そのほか、地方競馬の「ダービーWeek」支援も報告された。
なお、総会に先立って行われたJBC賞種雄馬の表彰では、昨年の総合、2歳、2歳新種牡馬の各部門で1位に輝いた種牡馬、サンデーサイレンス、アグネスタキオン、シンボリクリスエスの関係者に賞品が贈られた。

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