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フレンチデピュティ産駒大活躍、シンガポールでも勝利

2008年07月03日 15時10分

今春G1戦線で産駒が大活躍したフレンチデピュティ(牡16歳、父デピュティミニスター)が、シンガポールでもその名を知らしめた。6月27日、シンガポールのクランジ競馬場で行われた8R(芝1200m)で、同産駒のリベイロ(Rebeiro セン3歳、M.フリードマン厩舎)が優勝。同国での初出走初勝利を果たした。
リベイロはリーベ(父デインヒル)を母に持つ豪州産馬。フレンチデピュティが豪州でシャトル供用された時の産駒で、ノーザンファーム代表の吉田勝己氏が所有している。同馬にとってシンガポールでのデビュー戦で初陣を飾り、吉田オーナーへシンガポールでの初勝利をもたらした。
フレンチデピュティは今年で日本供用8年目。この春はレジネッタが桜花賞を、アドマイヤジュピタが天皇賞・春を、エイシンデピュティが宝塚記念をと、違う馬でG1・3勝を挙げた。その勢いは東南アジアへも波及。カテゴリーを問わない活躍で評価が高まっている。同馬を管理する安平町の社台スタリオンステーションでは「もともと輸入前から実績のあった種牡馬でしたが、様々なタイプの活躍馬が出るのはうれしいですね。可能性が広がります」と躍進を続ける愛馬に目を細めていた。

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