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ウインズ静内30周年記念イベントに流鏑馬が登場

2008年07月03日 15時10分

今年で開設30周年を迎えた新ひだか町の場外馬券発売所JRAウインズ静内では、宝塚記念などが行われた6月28、29日にウインズ静内開設30周年記念イベントを開催し、日本古来の馬事伝統武芸の流鏑馬(やぶさめ)を披露した。
流鏑馬はウインズに隣接する北海道市場で実演。神奈川県から来た日本古式弓馬術協会武田流鎌倉派のメンバー2人が鎧直垂(よろいひたたれ)馬2頭に騎乗し、馬上から的に矢を射る熟練の技を披露した。約200mの直線に用意された「式乃的」(しきのまと)は3つ。バンと音をたてて矢が的に命中すると、コース前に陣取った観客から「おぉー、凄い」と感嘆の声が上がった。実演後には流鏑馬との記念撮影会も実施。普段は見る機会の少ない流鏑馬の姿に人だかりができていた。
この日、会場となったウインズや同市場のセールリンクでは、屋台村やダーツ、キャラクターショーなどのアトラクションも開催。春のG1シリーズを締めくくる宝塚記念デーは、多くの家族連れで終日賑わいを見せた。
同ウインズは1978年3月に開設。馬産地の場外馬券売場として親しまれ、年間約18万人が来場している。目の肥えた軽種馬関係者の利用が多いことから、「日本一的中率の高いウインズ」という“都市伝説”もある。

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