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種牡馬DVD&翻訳本発刊、JRHA

2008年03月06日 19時37分

JRHA日本競走馬協会はこのほど、国内繋養種牡馬100頭を収録したDVD「Stallions in Japan 2008」と、翻訳本「ダイナスティーズ~偉大な種牡馬たち~」を発刊し、会員などに配布した。
DVD製作はJRHAの新たな事業。種牡馬の立ち姿とウォーキングの様子を撮影し、映像という新たな情報の提供と、データの蓄積を目的としている。
種牡馬の撮影は昨年7月上旬にスタート。専属スタッフが各種馬場を巡回し、10月中旬まで行われた。天候などによる撮り直しは日常茶飯事。撮影は難航を極めた。同行した美野真一ディレクターは「一頭一頭個性があるので苦労しました」と振り返る。
種牡馬のビジュアル情報のデータベース化はこれまでなかったこと。JRHAでは、動くサイアーブックとして後世に残すことは「日本の競馬文化に対して貢献できる」としている。DVDの内容は今後、公式HP(http://www.jrha.or.jp)にも公開される予定だ。
また、翻訳本は今回で5冊目。20世紀のサラブレッド生産界において最も影響力のあった24頭の種牡馬を抜粋し、その仔や子孫に輩出された名馬の系譜が紹介されている。

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