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エーピージェットが種牡馬を引退

2008年02月06日 19時20分

92年の京成杯を制し、97年から米ニューヨーク州シュガーメイプルファームで種牡馬生活を送っていたエーピージェットUSA(牡19)が、種牡馬を引退することになった。今後は功労馬として同ファームで過ごすことになる。
エーピージェットUSAは、06年4月に同ファームで繋養されていた種牡馬ゴールドトークン Gold Token と激しく喧嘩、大ケガを負った(ゴールドトークンは木にぶつかって死亡している)。その後回復はしたものの、種付けに支障が残ったため、同ファームが今年からの供用を断念したもの。
エーピージェットUSAは父ファピアノ Fappianom、母タミネット Taminette(母の父インリアリティ In Reality)という血統の米国産馬。現役時は美浦の元石孝昭厩舎に所属、2~7歳(現年齢表記)時まで走り36戦4勝を挙げた。3歳時に京成杯、4歳時にアメジストS(オープン)を制覇。2歳時の朝日杯3歳Sでは、ミホノブルボンから0.3秒差の3着に入っている。
全姉にタピアノ Tappiano(G1スピナウェイSなどG1・3勝)、母の全弟ノウンファクト Known Fact(G1英2000ギニー、名種牡馬)をはじめ近親に活躍馬多数という良血振りを買われて同ファームで種牡馬入り。産駒に重賞勝ち馬こそいないが、堅実に活躍馬を送り出し、05年にはニューヨーク州リーディングサイアーに輝いていた。

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