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ディープインパクトに初の牡駒が誕生

2008年01月24日 15時52分

種牡馬ディープインパクト(牡6歳、父サンデーサイレンス)にとって初めてとなる牡馬が1月19日夕方、日高町の下河辺牧場で誕生した。21日朝には報道陣に公開され放牧地を元気に駆け回り、見守った関係者を喜ばせた。
“ディープ長男”となったのは、現役時にG1・3勝を挙げ、ブラジル3歳牝馬チャンピオンに輝いたビーフェアー(牝12歳、父ファストゴールド)を母に持つ鹿毛馬。出産予定日はディープ産駒の中で最も早い1月8日だったが、予定より11日遅い出産となった。
初めて放牧された“長男”は、父を髣髴させる俊敏な動きを披露。「ディープの仔はやはり“飛ぶんだ”」と周囲をうならせた。活発に動き回る姿を前に、同牧場の下河辺行雄氏は「生まれて2、3時間後には馬房の中で飛び跳ねていました。標準より大きいですし、体がしっかりしていますね」と笑顔。順調に育つ愛駒に期待を懸けていた。
同牧場では昨年、ディープインパクトを7頭種付けし、全部で5頭が出産予定。「サンデーサイレンスの後継として最有力」と評価しており、今年は8頭に配合するプランがあるという。

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