日高町のトヨサトスタリオンセンターに繋養されていたワレンダー(牡17歳、父ガルチ)が、このほど種牡馬生活を引退し、生まれ故郷の米国で余生を送ることになった。
同馬の競走成績は米33戦7勝。G1スーパーダービー、G2カウディンS、G2ペンシルヴァニアダービーなど重賞4勝を挙げた。1995年に米国とNZで種牡馬入り。2001年に約2億円のシンジケートが結成され、同SCで種牡馬生活を送っていた。代表産駒にブルーワレンダー(南関東・戸塚記念)などがいる。
移動先は米・ケンタッキーのオールドフレンズファーム。同ファームでは功労馬を多数繋養しており、クリエイター、オジジアン、サンシャインフォーエヴァーといった、かつて日本で活躍した種牡馬も余生を送っている。