アウトレンジ（１着）横山和騎手　少し特殊な中山のダートを考えて、この先を見据えた競馬をしました。馬には苦しいレースになりましたが、しっかりと応えてくれました。まだ覚えることはありますが、このあとも順調にいってほしいです。

アウトレンジ……４カ月半ぶり。若干気合不足に映る。互角の発馬から押してハナを主張。２角からペースを落としたところをパライバトルマリンに捲られて２番手。そこで十分に息が入った。４角手前で馬なりのまま先頭に立つとそのまま逃げ込む。脆さがなく、安定して成績を残せるタイプ。今後も楽しみ。

　オメガギネス（２着）松山弘騎手　２番枠で逃げ馬の後ろで脚をためるいい形で行けました。自分のリズムで動けましたし、最後苦しくなってしまいましたが、よく頑張ってくれました。５９キロと間隔が開いていた分もあったと思います。

オメガギネス……逃げ馬の直後のポケットに嵌まって虎視眈々。４角で締められる前に外へ出し、坂下で手応え十分に先頭。そのまま押し切りにかかったが……。結果的には強い勝ち馬に目標にされた分。この形で負けたのなら仕方ない。

　ゲンパチルシファー（２着）石川裕騎手　立ち回りは完璧でしたが、勝った馬が一枚上でしたね。

ゲンパチルシファー……急きょの乗り替わり。中団の内で脚をためて外へ。外の勝ち馬に交わされながらも伸びて２着を確保した。