コパノマロン（４着）高杉吏騎手　初戦の時より脚をためて運びましたが、ラストはしっかりと脚を使ってくれました。連闘でもテンションが上がらず、落ち着いて臨めたことも良かったと思います。

コパノマロン……▲５２キロ。五分の発馬から馬群の真ん中に収まる。勝ち馬の直後から直線勝負に賭けたが、いざ追ってからの伸びがひと息。中位のまま流れ込む形での４着。

　グランカメリア（２着）池添謙騎手　いいスタートが切れて自分のペースで走れました。スパートも自分の形で行けたんですが、勝った馬についてこられましたからね。一瞬反応してもうひと伸びのところで同じになってしまい、ギアが入らなかったです。それでも、レース内容は使う毎に良くなっているし、あと一歩です。力は上位だと思います。

グランカメリア……少しテンションが高い。スタートを決めてすかさずハナを切る。そこからすぐに折り合いをつけて、道中はテンポ良く運べた。４角から仕掛けて一度は勝ち馬を振り切ったが、ゴール寸前で掴まってしまった。惜敗。

　ナンヨーエンペラー（４着）武豊騎手　走りや体形から２０００メートルは長いですね。マイルくらいがいいと思います。

ナンヨーエンペラー……筋肉質の逞しい馬体。まずまず仕上がる。頭を上げて出負け。そこから軽く気合をつけて３番手の外につけて我慢を利かせる。向正面で外から勝ち馬が来たところで少し行きたがる面を見せ、応戦する形で先頭へ。直線を向いて速い脚が使えず、１ハロン標を過ぎて甘くなってしまった。