タイムトゥヘヴン（８着）大野騎手　レース間隔を開けてフレッシュな状態でしたね。勝ち馬を見ながら運んで、直線半ばまで手応えも良かったです。時計が速く、休み明けだった分、甘くなってしまいましたが、久しぶりにこの馬らしい覇気のある競馬ができました。

　プレサージュリフト（５着）ルメール騎手　発馬後に邪魔をされる格好になり、後ろのポジションになってしまいました。それでも、直線に向いてからの手応えが良くてチャンスがありそうだったんですけどね。スローペースだった影響でバラけず、ずっと前が壁になっていました。もったいない競馬です。

プレサージュリフト……二人引き。無駄に気負わず、隙のない仕上がり。ルメール騎手が細心の注意を払いながらゲートまで誘導。２着馬と一緒に挟まって後方。道中は馬群の内めを冷静に走れて脚も十分に温存できていたが、残り２００メートル手前で前をカットされて手綱を緩める場面。スムーズならもう少し際どかったはず。とはいえ、長期休養明けで精神面の成長を強く印象づけた一戦。