ダノンベルーガ（１着）松山騎手　返し馬では元気が良くて、乗り味がいいという印象を受けました。いい末脚を持っているので、それを生かすレースがしたいと思っていました。人気馬を見ながらためて運べましたし、直線では突き抜けてくれました。新馬戦で石橋脩騎手が競馬を教え込んでくれていたので乗りやすかったです。重い馬場でも関係なく伸びてくれましたが、良馬場ならもっと切れそうな感じがします。これから大きな舞台でも楽しみです。

ダノンベルーガ……好仕上がり。１歩目は速くなかったが、道中は中団で好リズムの追走。手応え十分に勝負どころを回り、直線に入ってからスパート。少し重心の高い走りだが、抜群の瞬発力で一気に抜け出した。キャリア２戦目でこのパフォーマンス。まだ良くなりそう。

　アスクビクターモア（１着）田辺騎手　もう少し先行馬がやり合ってペースが流れるかと思っていたのですが、隊列が早めに決まってスローになりました。掛かる面がありますし、遅いペースを後ろからになりたくなかったので、位置を取りにいきました。道中は掛かりながらも脚はたまっていましたし、手応え良く直線に向くことができました。強い馬が迫る気配は感じていましたが、ゴールまで凌げそうだなという手応えはありました。身体能力の高い馬で、メンタル的に落ち着いてくれば更にいいですね。成長余地がありますし、この先も楽しみです。

アスクビクターモア……多少うるさいが柔軟な歩様が目につく。好スタートから二の脚がついて先行２番手。多少掛かり気味だが、何とか抑え込む。４角手前で先頭に並びかけた時の反応が良かった。直線は早々に先頭。ジリジリとドウデュースに詰め寄られながらもクビだけ残して逃げ込む。もっとペースが速い方がレースはしやすいはず。本番も楽しみ。

　トーセンヴァンノ（１３着）田中勝騎手　位置取りは悪くなかったんだけど、ペースが速くなったところで苦しくなってしまった。動きたいところで反応できなかったよ。