ヒロイックテイル（１４着）Ｍ．デムーロ騎手　硬い馬場を気にして走っていました。向正面は走りが小さく、この馬本来の走り方ではありませんでしたし、直線も早めに止まってしまいました。

ヒロイックテイル……出脚も速くはなかったが、無理して行く気もなかったか。好位の内めで道中は手応え良く流れに乗れていたが、３角手前で外から被されると急に手応えが怪しくなる。やはり行ってこそか。

　トランスナショナル（１着）酒井学騎手　流れのなかで、馬の後ろにつけて脚をためるレースをと思っていましたが、道中のハミ掛かりは良かったですね。直線、うまく内にスペースができましたし、そこからゴールまで渋太く伸びてくれました。

トランスナショナル……ゲートで潜ろうとしていたが、ことなきを得て五分のスタート。道中は好位やや後ろから。キンノマサカリを見られる位置で運んで、３～４角は内めで距離を稼いだあと、直線は最内から１ハロン標で先頭へ。そのままナンヨープランタンの追撃を凌いだ。

　ヴェルテックス（５着）津村騎手　大外枠でもいい形で進めることができましたが、勝負どころで少しズブいところはありました。うまく噛み合えばこのクラスでも通用しそうです。

ヴェルテックス……叩き上昇。仕掛けて中団につける。向正面から早めの動き出し。直線は流れ込む形だったが、ペースや距離ロスを考えるとまずまずの内容。ひとまず通用のメドは立てた。