ピオネロ（２着）岩田騎手　パワーが凄いですし、ペースが遅かったので抑えるのに苦労しました。それでも自分から競馬をして、ラストもよく辛抱してくれましたね。

ピオネロ……スッとスピードに乗って前へ。３番手でなだめながら追走し、４角でも手応えに余裕。勝ち馬には突き放されたが、内外からの追撃を何とか凌いで２着を確保した。叩きつつ上向き、２キロ減の５６キロで好走。

　テーオーエナジー（１０着）田辺騎手　もっと掛かるぐらいなのかと思っていましたが、フワッといく感じで、手応えがなくなってしまいました。

テーオーエナジー……落ち着いていたが、出がけは少し硬かった。好ダッシュを決め、譲って好位も周りを囲まれてしまう。バックストレッチから手が動き出し、３～４角はモタモタ。直線ハミを取ったところで少しゴチャついてブレーキ。ゴール前は一瞬盛り返していた。枠順の並びが外なら、という内容。

　ロンドンタウン（２着）吉田隼騎手　好位で運びたい馬には行ってもらって、あの位置でジッとする形を。できればもっと内の枠で被せておきたかったですが、ペースが遅かったですし、いい感じで運ぶことができました。先生も仰っていましたが、休み明けでこれだけやれましたし、このあとが楽しみです。

ロンドンタウン……体は若干重目に映る。先団を見ながら中位の外、うまく折り合いをつけて追走。勝負どころから手応え良く接近。直線入り口でリーゼントに少し離されたが、そこから地力でグイグイ差を詰めてゴール寸前で２着浮上。海外遠征帰りの復帰戦。やはり地力がある。