タイセイアヴァンセ（３着）菱田騎手　気性を考えて先行させました。ゆっくり行けましたし、ラストも我慢してくれましたね。描いていたレースはできたと思います。

タイセイアヴァンセ……気合をつけて好位へ。スッとは反応しなかったが、直線もバテることなく渋太い伸びを見せていた。前２走からは内容一変。俄然、楽しみが出てきた。

　クラサーヴィツァ（２着）三浦騎手　気性的に紙一重のところがありますが、厩舎サイドがうまく仕上げてくれていましたね。理想的な調整過程を踏めてましたし、追ってからは調教以上によく伸びてくれました。

クラサーヴィツァ……４２８キロだが体はフックラと見せる。馬任せで中団少し前。スムーズにレースの流れに乗り、４角で外目に持ち出す。勝ち馬は強過ぎたが、うまく脚が溜まった分しっかり伸びて２着へ。後続は離している。

　ウィードソウル（５着）武藤騎手　前目に行けたようにセンスのいい馬です。３～４角で手応えがなくなりましたが、そこからまた盛り返してくれました。この形でのレースがベストですね。

ウィードソウル……軽く促す程度で２番手へ。道中は軽く抑えるくらいの行きっぷり。３角では少し置かれ気味になったが、４角は逆に盛り返して先頭へ。結局、勝ち馬には早々と交わされたが、そこからもバテずに入着。まだ余裕残しだったように、上積みは大きそうだ。